JOINED COMPANY 2017
デジタルプラットフォームグループ
エンジニア
2017年入社│現代マネジメント学科卒業
INTERVIEW 先進のワークフローシステムの開発。
自らの考え、裁量を持って、業務プロセス改革を推進する。
PROFILE
入社後、アプリケーション開発部に配属。業務効率化ツール開発などを担当。JavaやVBAのプログラミングスキルを習得した。翌年、業務プロセス改革システム室に異動。デジタライゼーション推進プロジェクトにおいて、ワークフローシステム/RPAの開発に従事し、要件定義からリリースまで全工程を担当。入社4年目、現部署に配属。ワークフローシステムのStage2(二期開発)を担当している。
※取材当時入社4年目
Question 01
MS&ADシステムズに入社を
決めた理由を教えてください。
IT業界を志望するきっかけとなったのは、当社のインターンシップに参加したことです。物事を論理的に考え解決策を検討すること、与えられた課題をチームで協力しながら解決していくことにやりがいを感じました。その後、多くのIT企業にアプローチしましたが、最終的に、社員の人柄の良さや一緒に働くイメージを描けたことから、MS&ADシステムズに入社することを決めました。
Question 02
現在の仕事内容について
教えてください。
ワークフローシステムの開発・保守を担当しています。これは、三井住友海上の中期経営計画の中でも重点課題となっているデジタライゼーション推進の一環として業務プロセスを改革するための施策であり、当社の中でも先進的な取り組みです。具体的には、既存事務業務のデジタル化として、｢メールやExcel、紙で行っていた申請・承認のやり取り｣をシステム上で完結させ、社内の押印レス・ペーパーレス化を目指すものです。
Question 03
その中で、担当されている開発はどのようなものでしょうか。
初期構築時はワークフローシステムで利用するRPA(Robotic Process Automation)の開発を担当していました。RPAは、PC上で行っている一連の定型作業を自動化する技術のことで、｢社内の別システムから必要な情報を取得し、ワークフローシステムに登録する｣など、ワークフローシステムと社内既存システム間のデータ連携にRPAを活用することで、開発コストダウン、業務効率の向上を実現しました。現在はワークフローシステムのStage2で、複数案件の主担当を務めています。要件定義から携わり、日々、三井住友海上の担当者と膝詰めで検討を重ねています。
Question 04
仕事の魅力や
やりがいを教えてください。
仕事の魅力は、全力でぶつかっていけるところ。私は新人を除くと年次としては一番下です。しかしながら、主担当としてシステム開発の最前線に立ち、｢スケジュールの管理」や「ユーザとの案件調整」、「打ち合わせの進行」などを行っています。裁量権が大きく自分の考えに基づいてシステム開発を進めていけるところに、仕事の魅力を感じています。またワークフローシステムのユーザは、三井住友海上の社員や代理店です。実際にシステムを利用している人から感謝の言葉をいただくと、苦労が報われとても励みになります。やりがいを実感しますね。
Question 05
壁にぶつかった経験や、
どのように乗り越えたか教えてください。
現在取り組んでいるワークフローシステムStage2では、保険事業会社との要件調整が難航しました。ワークフローシステムはクラウドサービス上に構築しており、利用には一定の制約があるため、どうしても実現することが難しい要件がありました。ユーザである保険事業会社には対応が難しいことを説明したものの、実現に向けた強い要望があり、どうすればこの壁を突破できるか、非常に悩みました。上司に相談したところ、｢要件そのものにとらわれすぎず、担当者が本当に実現したいことは何かを意識するように｣とアドバイスをもらいました。そこで保険事業会社へ、根気強く丁寧にヒアリングを続けたところ、別の方法でなら要望を実現できることがわかり、双方にとって良い形で解決することができました。状況が逼迫すると視野が狭くなりがちですが、そういうときこそ一歩引いて｢目的は何か｣を整理することが重要だと学びました。
Question 06
仕事をする上で
大切にしていることを
教えてください。
誰に対しても信頼感を損なわないように接することです。期限を守る、正確な発言を心掛ける、自分の発言に責任を持つなど、当たり前のことを着実に実践していくことが信頼の醸成に繋がっていくと思っています。自分のことを信頼していただけるように行動することが、開発をはじめあらゆる業務を遂行していく礎になるものと確信しています。
Question 07
今後の目標を教えてください。
まずは、現在携わっているワークフローシステムのStage2を、スケジュール通りリリースすることが目標です。将来的には、2045年に起こるとも予想されているシンギュラリティ(AIが人間の脳を超えるなど、技術的特異点)など、今後ますます社会の技術革新のスピードは加速していく中、既存の価値観や仕組みにとらわれず、｢攻めのシステム｣を考えられるシステムエンジニアに成長したいと考えています。
