JOINED COMPANY 2014
火災証券更改グループ
デザイナー
2014年入社│キャリアデザイン学科卒業
INTERVIEW 大型案件の主担当として、プロジェクトを遂行する。
そこにある成長の確かな手応え。
PROFILE
入社から現在まで、火災証券・変更確認書システムを担当している。入社から2年ほど小規模案件のプログラム修正を担当し、プログラミングの基礎を学んだ。その後はトレーナーとして後輩を指導すると共に、中規模の案件を担当するように。現在は三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保両社の商品システムの共通化や火災保険の商品改定など、大規模案件の主担当として見積りやビジネス要件調整などを担っている。
※取材当時入社7年目
Question 01
MS&ADシステムズに入社を
決めた理由を教えてください。
就職活動でまず考えたのは、チームで協力してモノをつくるような仕事をしたいということです。先輩の紹介でシステムエンジニアの仕事を知り、チームで大きなシステムをつくることや、文系でもモノづくりに関われることに興味を持ちました。その中でも当社への入社を決めた理由は三つあります。一つ目は長く働きたいと考えていたため、制度が充実しており女性が多く活躍していることに魅力を感じたから。二つ目は、説明会等を通じて社員の方々が自分の仕事にやりがいを持って取り組んでいることを知ったから。そして三つ目が、研修制度が充実しており、文系出身者が多く活躍しているからでした。
Question 02
現在の仕事内容について
教えてください。
保険契約を締結されたお客さまに対し、証券を発行するためのシステムの開発や保守に携わっています。証券は毎日数万件発行し、お客さまへお届けされます。証券は契約を締結したという証明になるものですので、補償金額などの表示内容が誤っていると、お客さまに不利益を与えてしまうことになります。そのため、システム開発には細心の注意を払って取り組んでいます。
Question 03
担当している具体的な案件を
教えてください。
火災保険の商品改定に関わるシステム開発です。昨今発生している自然災害などの社会情勢に合わせた、保険料の変更や、新たな補償制度に対応するようにシステム改修を実施しています。システムの最適化に向けて、保険事業会社との打ち合わせや要件整理、システム開発コストの見積り、設計作業、パートナー会社の管理、証券の印刷会社との調整およびスケジュール管理などを行っています。
Question 04
仕事の魅力を
教えてください。
自分の裁量で進められることが多い点に魅力を感じています。入社5年目頃から、1年以上の期間をかけて行う大型案件の主担当を任せていただいています。自分が中心となって案件を進めていくことができ、困難なこともありますが、無事リリースできたときは大きな達成感を得られます。対応が上手くいかなかった場合でも、次の案件では反省を活かして改善を図るなど、自分の成長を感じられる機会が多くあることも、この仕事の魅力です。
Question 05
困難なこととは、
どういったことでしたか。
初めて大型案件を担当したときのことです。一人で抱えきれないほどの仕事量に初めて直面し、捌き方に苦労しました。それまではすべて自分で管理することができる規模の案件でしたが、案件が大型化したことで、他のメンバーへ仕事を振り分けて管理していく必要がありました。しかし、それができませんでした。自分で対応した方が早くて確実だと考え、抱え込んでしまっていたのです。そんな状況を打開するため、プロジェクトの資料やスケジュールを共有し、チーム内に有識者を増やしました。その結果、次年度の大型案件ではスムーズなシステム開発を実現。この経験から、メンバー同士の情報共有、理解促進の重要性を痛感し、私にとってターニングポイントとなった経験でした。
Question 06
職場の環境や人間関係について
教えてください。
私のチームは女性4人、男性2人で構成されています。年次では私が下から2番目ですが上下関係にとらわれず、会議などでも自由にフランクに発言できる環境です。また、仕事でわからないことがあれば気軽に質問ができ、教えあう雰囲気があります。「月１休暇」の取得を実践している社員も多く、休暇が取りやすいことはもちろん、休暇を取った際のサポートもお願いしやすい関係です。最近は在宅勤務が多くなっていますが、電話やメール、コミュニケーションツールを利用し気軽に連絡が取れるため、困ることはありません。非常に働きやすく、いい仲間がいる職場です。
Question 07
今後の目標を教えてください。
現在担当しているシステムの上流部であり、保険契約をデータとして登録するための「エントリー領域」と呼ばれるシステムに挑戦したいと思っています。この領域では、契約内容を正しくシステムに登録させるために様々なチェックを設けており、事務処理に加えて詳細な保険の商品知識が求められます。未知の分野に挑戦することで、システムエンジニアとして新たなキャリアが形成できると考えています。将来は、保険事業会社への提案やプロジェクト全体の方針決定を行える人財に成長し、保険事業会社やユーザ、当社にとってより良いシステムの構築を実現したいと考えています。
