

JOINED COMPANY 2000
海外プロジェクト支援担当
プランナー
2000年入社│外国語学部英語学科卒業

INTERVIEW 円滑なコミュニケーションの実践で、
メンバーとゴールを共有し、
海外と協働する大型プロジェクトを推進。

PROFILE
入社後、代理店データ提供システムを担当し、商品知識を広く身に付けた。入社9年目、海外研修生としてシンガポールに1年間赴任。アジア各国のオフィスへ統一した財務会計システムを導入するプロジェクトに参画し、実装に向けた要件定義を担当する。各国の諸事情をヒアリングしてシステムに落とし込んでいくことに、難しさとやりがいを感じた。帰国後は、財務会計システムや損害サポートシステムに関わる国内外のプロジェクトに携わり、米国での駐在員経験を経て、2020年より現職。
Question 01
MS&ADシステムズに入社を
決めた理由を教えてください。
私はもともと文系出身で、大学では言語学を専攻しました。SEに興味を持ったきっかけは、2年生のときに一般教養科目で選んだプログラミングの授業です。その際に、プログラミング言語は私たちが交わす言語と同じで、システムとのコミュニケーションを取るためのツールなのだということを実感しました。知らない外国を旅したときに通訳者がいるとありがたいのと同じで、ユーザの想いを理解しシステムの世界で実現していく、そんな橋渡し役になりたいと思うようになりました。理系出身ではありませんでしたが、文理関係なくSEとして活躍する社員の姿に惹かれ、入社を決めました。
Question 02
現在の仕事内容について
教えてください。
海外研修の経験や米国駐在でのプロジェクト経験を買われ、今は再保険システムの大型プロジェクトにユーザーテスト工程から参画しています。海外のパッケージベンダーと協働・連携して推進する再保険システムの導入プロジェクトで、現地と国内にいる開発ベンダーと、社内のプロジェクトメンバーとともにシステム構築を進めています。

Question 03
仕事の魅力ややりがいを
教えてください。
システムの構築・導入においては、ユーザがどのようなことに困っているか、何を実現したいか等、ヒアリングを重ねて課題を明確にする必要があります。システムでどのように課題を解決できるかを考え話し合い、練り上げ実現していく、その過程に仕事の楽しさを感じます。また自分の働きにより、多くの関係者がハッピーになってくれることは、仕事の大きな喜びです。大規模プロジェクトは数年単位の計画になり、円滑なプロジェクト遂行のためにやるべきこと、必要とされる要素も広範囲に及びます。それを乗り越えて無事にリリースを迎えられたときはホッとしますし、ユーザからの「便利になって良かった」という言葉に一番のやりがいを感じます。
Question 04
海外プロジェクトを
遂行する際に
大切なことは何でしょうか。
業務内容を良く知る現地メンバーの協力が非常に重要です。限られた時間の中で成果を出すためには、自分の力だけではどうしようもできないことがあるからです。海外プロジェクトの経験が浅かった頃、現地プロジェクトメンバーとの意見のすりあわせに苦労したことがありました。言語や価値観、ビジネス慣習等が異なる中で、現地メンバーからの協力やメンバー間の連携が重要であることを痛感しました。それを乗り越えるために心掛けたのは、チーム全員で目的を共有し、ゴールへのベクトルを定めることでした。この経験から、現在はチーム一丸となる意識の醸成、体制づくりに努めています。一人ひとりの努力ももちろん大切ですが、メンバー全員が到達点を正しく理解していれば、途中で想定外の課題などの困難が発生しても、修正や解決がしやすく、モチベーションも保てると思っています。

Question 05
プロジェクトの進め方で
工夫されていることは
ありますか。
プロジェクトのフェーズごとに、メンバー全員で振り返りを行っています。できたこと、できなかったことを書き出し、次の改善のアクションにつなげる取り組みです。上司へのリクエストやメンバーへのお願いなどもこの場を通じて行っています。できるだけフランクな交流を心掛けることでメンバー間のコミュニケーションもスムーズになりました。冷静な振り返りができることで気持ちも落ち着き、新たなアプローチを生み出すことにもつながっています。
Question 06
仕事をする上で
大切にしていることを
教えてください。
当社社員だけでなく、国内外の社員やパートナー会社の方々など、多くの関係者と接する中で、価値観や考え方、言語の違いによるミスコミュニケーションをできる限り排除することです。わかりやすい言葉で端的に伝えるよう心がけること、相手をリスペクトすることで、円滑なコミュニケーションを意識した相互理解につながり、仕事を進める大きな力になります。

Question 07
今後の目標を教えてください。
これまでに日本と海外の両方でシステム構築を経験したことで、それぞれの開発手法の特徴を知ることができました。それらの手法をプロジェクトにどのように活用・反映させていくかが、目下の課題です。今後、日本と海外のスタイルをミックス&マッチすることで効率の良いシステム作りをしていきたいです。日本と海外、両方のスタイルを知っている自分だからこそ、その土台作りをしていくことがミッションであると考えています。