JOINED COMPANY 2013
SCシステム第一グループ
デザイナー
2013年入社│メディア学部メディア学科卒
INTERVIEW ビッグプロジェクトへの参画。
自分の存在意義を見出す中で、手にするやりがいの実感。
PROFILE
入社後、三井住友海上あいおい生命向けのシステム開発部署に配属。営業支援システムや統計システムの構築等に従事。システム開発の基礎を学ぶ。入社4年目から、三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保の2社による、保険金支払システムの刷新プロジェクトに参加。現在も、基本設計からリリースまで、新規基幹システムを開発するメンバーの一人として奮闘している。
※取材当時入社8年目
Question 01
MS&ADシステムズに入社を
決めた理由を教えてください。
大学時代、東日本大震災の被災者支援のために東北で過ごしたことがあります。その過程で、｢保険｣が被災者支援の一助になっていることを改めて認識。その経験から人々の力になれる｢損害保険｣に携わりたいと考えるようになりました。また大学時代に、耳が不自由な学生に向けて、講義を文字化するボランティアを行っていたのですが、その際、システムという仕組みの利活用が重要であることを肌身で感じ、IT業界を志望。こうした二つの要素により、3メガ損保のシステムに自然とフォーカスしました。その中でも、システムが子会社ではなく、各事業会社と対等の資本関係であるMS&ADシステムズが今後のビジネス展開に裁量権があり、楽しそうだと思い入社を決めました。
Question 02
現在の仕事内容について
教えてください。
保険の契約者・被保険者が事故に遭われたときに利用される、事故の受付や損害額の算定、示談交渉、保険金支払いなど、損害保険会社の社会的使命である損害サービスシステムを新規構築しています。MS&ADグループの損害保険業務を理解・解釈しながら、システムに何を求め、システムで何を改善するかなど、システムで実現したいことを、損害保険会社の担当者と共に検討を重ねています。また、システム構築を支援してくれるパートナー会社と共に、業務要件を満たすためにはどのようにシステムを構築すればよいか、どのようなカタチがユーザにとって使いやすいかなどを検討し、開発を進めています。
Question 03
ビッグプロジェクト
と聞いています。
どういった経緯で
アサインされたのですか。
プロジェクトが立ち上がった2016年頃、こんなビッグプロジェクトに参画する機会はそうないと考え、当時所属していた部署の上司にプロジェクトへ参加したいと希望を出しました。システムエンジニアとして成長する、またとない機会だと思ったのです。その希望が受け入れられ、メンバーにアサインされました。現在は、自動車保険の損害サービスシステムのリリースに向け、品質向上の最終仕上げに取り組んでいます。
Question 04
仕事の魅力ややりがいを
教えてください。
一つは、システム利用者である保険事業会社との近さ。良いシステムを作るための議論・検討を日々行っており、常に自分の存在意義を求められ、それを感じられるのが最大のやりがいです。二つ目は保険を通して社会に貢献できること。保険は有事の際は人々を助け、またリスクを取って前へ進む人の支えです。その保険業務をシステムで支えているのがMS&ADシステムズ。当社で働くことで、社会へ貢献している手応えに、確かなやりがいを感じています。
Question 05
これまで苦労した経験を
教えてください。
現在も継続していますが、最も苦労しているのは、業務要件の理解とシステム設計・開発に落とし込む際のギャップを埋めることです。保険事業会社の方々は、私たちが保険業務を理解しているという前提で話をしてきます。しかし保険業務は専門性が高く、プロジェクト参画当初は業務内容の理解が十分ではありませんでした。そうした中、私にできることは｢食らいつくこと｣。どのような難解な課題や業務でも、キーワードを抑え、有識者に指導を乞い、吸収したことは自分の言葉で蓄積。今では、自らが支える領域をつくり上げている自負があります。自らが納得するまで理解を諦めない。これが自分の礎です。
Question 06
職場の環境や、
人間関係について
教えてください。
私の部署では、形式的な上下関係はほぼありません。自身ができることを少しずつでも広げる努力をする社員は、年下でも年上でも尊敬されています。新たに難しい仕事を与えられるなど、成長する場を設けていただくことも多々あります。またパートナー会社の方をはじめ、多様なバックグラウンドを持つ人が集い、一つの目標に向かって進んでいる今の職場は刺激が多く、私にとって学びの場。優秀な人が多く、それでいて優しい、とても居心地のいい環境です。
Question 07
今後の目標を教えてください。
現在、損害保険の保険金支払システムを中心に携わっていますが、引き続き、損害保険サービスの理解を深めていきたいと思っています。プロジェクトはまさに成長の場であるため、今後、自動車保険に続き、火災保険や傷害新種保険へと知識が広がることを楽しみにしています。将来は、スペシャリストやゼネラリストなど、多彩な道を会社が用意してくれているので、どの道にも進めるように、向上心を持って仕事に向き合っていきたいと思っています。
